遺品整理業

遺品整理で出てきた自転車の処分方法は? 防犯登録はどうする?

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遺品整理では様々なものが出てきますが、遺品は室内にあるものだけではありません。
室外にも目を向けてみると、故人が使っていた自転車が残されていることがよくあります。

しかし、いざ処分となると

「あれ? 自転車って、粗大ごみに出せるんだっけ?」
「よく考えたら防犯登録しているけれど、これってこのままでいいの?」

など、意外にハードルが高いことに気がつきます。

そこで、自転車の処分方法についてみていきましょう。

自転車 処分

自転車を処分する前にやるべきこと

自転車には「防犯登録」というものがあります。
まず、処分したい自転車が登録されているかどうかを確認しましょう。
サドルの下などに防犯登録シールが貼ってあるかどうかで分かりますよ。

  • 自転車防犯登録とは?
  • 防犯登録はどこでするの?
  • 防犯登録は抹消できる?

自転車防犯登録とは?

「自転車防犯登録」は、番号を登録することによって、その自転車の持ち主が分かるようにするシステムです。

『自転車の安全利用の促進及び自転車等の駐車対策の総合的促進に関する法律』において、「自転車を利用する者は自転車防犯登録を受けなければならない」と義務づけられています。

実は、防犯登録はしなくても罰則規定はありません。しかし、

  1. 駅前などで撤去された場合、所有者がわかるので連絡がもらえる
  2. 盗難被害にあった時、届け出しやすい
  3. 自分の自転車であることをすぐに証明できる

など、盗難防止や被害品の早期回復などに役立ちます。
犯罪防止の面からも、自転車防犯登録は必ず受けるようにしましょう。

自転車 処分 防犯登録

登録の有効期間は自治体によって異なりますが、概ね7~10年で、警視庁のデータとして登録されます。
有効期間を過ぎたら、「自転車防犯登録甲カード(お客様用)」を持参し、再登録することが必要です。登録料は500円ほどです。

防犯登録はどこでするの?

自転車防犯登録は、自転車を購入したお店で行うのが基本です。
これが一番手っ取り早いので、購入時に登録してしまいましょう。

何らかの事情でお店での登録ができない場合は、近くの自転車防犯登録所で行います。
たとえば、通販やインターネットで購入した場合、自転車、身分証明書(運転免許証、パスポートなど)を持参して登録を受けます。

自転車の出所確認のため、販売証明書や捺印のある保証書、領収書などの提示を求められることがあります。
登録をスムーズに行うため、自転車の出所を証明できるものも併せて持参しましょう。

防犯登録は抹消できる?

自転車防犯登録有効期間中の自転車を廃棄する場合は、近くの自転車防犯登録所で登録抹消手続きを行うことが必要です。
また、有効期間切れの自転車を廃棄する場合も、できる限り登録抹消手続きを行いましょう。
これが、その自転車を「捨てた」という証拠になります。

登録を抹消しないと、捨てた自転車には持ち主の名義が残ります。
というのは、防犯登録は、有効期限が過ぎても自動的に抹消されるわけではないからです。

管轄の都道府県により異なりますが、すぐに抹消するところもあるものの、数年間はデータを残しておくところもあるのです。
そのため、基本的には、有効期限が過ぎても自転車の所有権は登録者にあるということになります。

もし手元を離れた自転車が何らかの犯罪に使われてしまったら、名義人に容疑がかかるかもしれません。
自転車を廃棄した場合も、もし業者などによって不法投棄されていたら、登録者が警察からの連絡を受けることになります。

自転車 処分 不法投棄

遺品の場合は持ち主が亡くなっているので、遺族が対応することになるでしょう。
このようなリスクを回避するため、自転車を処分する前には必ず防犯登録の抹消を行いましょう。

また、自転車を他人に譲る場合、譲られる場合も、元の登録はいったん抹消しましょう。
その上で、新しい持ち主が登録をします。

自転車の放置は罰せられます!

遺品整理では時間がないことも多いので、少しでも早く処分したい人も多いかもしれませんね。
でも、だからといって、自転車を駅や公園などに放置することは、絶対にしてはいけません。

この行為は人の迷惑になるだけでなく、『廃棄物処理法第16条』違反にあたり、個人であれば1,000万円以下の罰金または5年以下の懲役が科される犯罪なのです。

登録や抹消には少し手間がかかりますが、ルールをしっかり守ってトラブルにならないよう処分しましょう。
防犯登録を無事に抹消したら、自転車を処分する準備完了です。
次から、自転車の処分方法についてみていきましょう。

自治体で処分する

  • 粗大ごみとして処分する
  • ごみ処理場へ持ち込む

粗大ごみとして処分する

最もスタンダードな処分法として、自転車を粗大ごみとしてだす方法があります。

粗大ごみとして出す場合は、まず、インターネットか電話で自治体の粗大ごみセンターに回収を申し込みましょう。
このとき、自転車を回収してもらう日を決めます。

回収日が決まったら、コンビニや酒店などで「有料ごみ処理券」を購入しましょう。
この有料ごみ処理券が処分費用となります。

自治体によって料金は異なりますが、東京都目黒区を例にすると、16インチ以下のもの(大人用三輪車を除く)で300円、16インチ以上のもの(大人用三輪車、電動アシスト付きを含む)が600円となっています。

自転車 処分 粗大ごみ

有料ごみ処理券はシール形式になっていますので、必要事項を記入して目立つ場所に貼り、指定の収集日・時間に指定収集場所に自転車を出しておくと、回収してもらえます。

回収日を待つことができない場合は、粗大ごみセンターに自分で持ち込むこともできます。
処理センターの営業日や持ち込み時間などを確認し、申し込みましょう。
全ての申し込み先は、自治体のホームページに掲載されています。

ごみ処理場へ持ち込む

自転車は、ごみ処理場に直接持ち込むことも可能です。
居住地域のごみ処理場はインターネットで調べることができます。

ごみ処理場では、ごみの重さで料金が決まります。
たとえば東大阪市では10kgで90円と決められており、基本的にはどの処分方法よりも費用を安く抑えることができます。

そのため、自転車以外にも処分したいものがある場合は、まとめて処分場へ持っていく方法がお勧めです。
ごみ処理場は郊外にある場合が多く自動車がないと大変ですが、遺品整理で出たものを一気に処分できるメリットがあります。

自治体によっては、電話やインターネットで予約する必要のある処理場もあるので、事前に確認しておきましょう。

売却する

もし、自転車がまだ乗れる状態であれば、売却するという方法もあります。

  • 買い取り専門店に売却する
  • リサイクルショップで売る

買い取り専門店に売却する

処分したい自転車は、どのようなものでしょうか?
もし、ロードバイクやマウンテンバイク、人気メーカーの自転車なら、売れるかもしれません。

専門店では、処分費用がかかりません。
また、持ち込みのほか、出張買い取りを行っているお店も増えており、自宅で査定・買取してもらうことができます。

ロードバイク

通勤などでも人気のロードバイクは、購入額の40%ほどで買い取ってもらえるケースがあります。
また、パーツ単位でも買い取ってもらえる可能性が高いので、査定に出してみましょう。

自転車 処分 ロードバイク

マウンテンバイク

よほど有名なブランド・高額なもの以外は、およそ1万円前後で買い取っているお店が多いようです。
購入額が10万円くらいのもので1万円~1万2千円ほどが相場ですが、処分費用を支払うよりは得策ではないでしょうか。

電動アシスト付き自転車

パナソニック、ヤマハ、ブリヂストンが3大人気ブランドです。

3大ブランドの中で、特に高く買い取ってもらえるのはパナソニックで、機種や状態にもよりますが、買い取り価格が10万円前後にもなることも。
ヤマハは4万5千円、ブリヂストンは4万円ほどが相場といわれています。

電動アシスト付き自転車 処分

また、これらの高級自転車は、オークションでも高値がつくケースがあります。
もし処分を急いでいないなら、オークションに出してみてもよいでしょう。

リサイクルショップで売る

高級車でないモデルでも、状態が良いものは買い取ってもらえます。
ただし、自転車に詳しいお店でない限り、高級車であっても専門店ほどの利益は望めないことがあります。

その反面、専門店では買ってもらえない、いわゆる普通の自転車でも売れる場合があります。
持ち込みのほか、自宅まで回収に来てくれるところもあるので、近くのお店に問い合わせてみましょう。

業者に引き取ってもらう

自治体の回収場所やごみ処理場まで運ぶことができない場合は、回収業者に依頼する方法もあります。
早ければ即日来てもらえることもあり、手間がかからないのがメリットです。

費用は1千円~3千円程度ですが、たくさんのものをまとめて出す方がお得な場合があるので、問い合わせてみるとよいでしょう。

自転車 処分 遺品整理業者また、遺品整理業者でも自転車は引き取ってもらえます。
遺品整理業者の場合は、引き取り、処分だけでなく、遺品の供養までしてもらえるところもあります。

故人の愛車なら、供養を利用するとよいでしょう。
遺品整理と同時に引き取ってもらえるので、全てが一気に片付くというメリットもあります。

業者に関しては、お店によって品目や費用、手数料などが異なりますので、事前に確認しておきましょう。

遺品は、故人が愛用していた物です。適切な方法で、気持ちよく処分できるといいですね。

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