遺品整理業

遺品を捨てることに罪悪感を覚えないための9つの方法

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親御さんや親族が亡くなったあと、しなければならないことの一つに遺品整理があります。
でも、いざ自分が育った懐かしい実家を片づけたり、親が大切にしていたものを整理しようとすると、次々と思い出がよみがえって踏ん切りがつかなくなることがあるといいます。
故人宅が賃貸だった場合、遺品整理に時間を書けられないため、無理に急いで処分し、後悔や罪悪感に長く苦しむ人も多いようです。
それでも、やらなくてはならないのが遺品整理です。
実家や遺品を、罪悪感を持つことなく片づけるには、どうすればよいのでしょうか。

遺品の処分に罪悪感を感じている女の子

遺品整理に罪悪感を感じる理由は?

まず、なぜ遺品を整理に罪悪感を感じてしまうか考えてみましょう。

心の整理がつかない

罪悪感が生まれる大きな理由として、気持ちの整理がついていないことが挙げられます。
特に、突然亡くなった場合は、ショックからなかなか抜け出せないことも多いものです。
故人の死を受け入れられず、現実を受け止めるのに時間がかかるのも仕方のないことです。
精神的に参って、ひどい場合にはうつ病などを発症してしまうケースもあるのです。

思い出の品がたくさんある

遺品を見れば、故人を思い出すものです。中には、故人の大切にしていたものや宝物もあるでしょう。
簡単には捨てられない気持ちになるもの自然です。
また、生前の写真や、お気に入りの衣類なども故人を思い出す遺品ですね。
これを処分すると、故人が悲しむのではないかという気がしてしまいます。

故人の意向がわからない

遺品を整理するふたり

最近では生前整理なども浸透してきたことから、遺品をどうするかについてあらかじめ家族と話し合ったり、遺言書やリストを残す人も増えています。
しかし、特に思い入れの強い遺品の処分は自分で決めたいという人、身辺整理は自分だけで行いたいという人が、願いかなわず亡くなってしまった場合、故人の了承を得ず遺品整理をすることに罪悪感を感じてしまう人もいるようです。

形見分けしていない親族がいる

形見分けをするべき親族が、遠くに住んでいたり、忙しくて時間が取れないなどの理由で、形見分けのタイミングが見つからないことがあります。
もしかしたら、故人が親族にあげたいものや、譲ると約束していたものがあったかもしれません。
それがわからない状態で勝手に遺品を処分することはできない、という気持ちになってしまうのです。
また、のちのち、形見分けがなかったと非難されるのを怖れる人もいます。

捨てていいか判断できない

故人の遺品に、骨董品や美術品、貴金属などがたくさんある場合、簡単に捨てられないですよね。
故人が集めたコレクションを不用品と判断して勝手に処分すれば、故人が悲しむと考える人もいるでしょう。
また、市場価値の高いものは相続財産の中に含まれる場合もあるため、遺産相続の点からも、勝手に処分するわけにいきません。

遺品の中に仏壇や神棚などがあった場合、バチが当たりそうで怖いと感じる人も多いようです。
神さまの存在を信じていなくても、いざ捨てるとなれば、正しく処分をしなくてはご先祖様に申し訳ないと気が引けるものです。

そもそも、捨てるのがもったいない

遺品かどうかに関わらず「物を捨てる」という行為自体に罪悪感を感じる人もいます。
どんなに古くて汚れた物でも、捨てるのはもったいないと考えて、処分できないのです。
遺品整理=捨てること、という意識があり、罪悪感を感じて処分できないという人も少なくないようです。

遺品整理とは?

遺品整理する女性

遺品整理をできないさまざまな理由について見てきましたが、ここで、遺品整理とは何なのか、今一度、振り返ってみましょう。

「遺品」とは、故人が日常的に使っていた身の回りのものを始めとして、所持していた不動産や預金などの遺産を含め、その人にゆかりのある全てのものをさします。
遺品とは、その人が生きていた証です。遺された品からは、故人の生活や性格がありありとよみがえってきます。
もういない、もう会えない人のものだからこそ、すべて取っておきたいと思う人もいるかもしれません。
ですが、何もかも残しておくのは現実的ではありません。
大切な思い出も、年月が経てばだんだん汚れ、古びていき、いつか単なるごみになってしまいます。

それならば今、思い切って大事な思い出の品を見極め、仕分けることこそ、本当の意味での供養になるのではないでしょうか。
遺品整理には、悲しみや寂しさがつきものです。
しかし、遺品を見ながら感じるのは、寂しさや悲しさだけではありません。
故人との楽しい思い出や、ああ、こういう人だったのかと、知らなかった一面を知ることもあります。
こうした“さまざまな思い”を感じることによって、物理的な整理のみならず、残された人たちの気持ちの整理につながっていくのです。

罪悪感を感じない遺品整理とは?〜心の持ちよう〜

遺品として残されたぬいぐるみ

遺品整理を行う際、罪悪感を感じてしまったら、こんな風に考えてみてはいかがでしょうか。

全て捨てなくてもいい

遺品を全部捨てる必要はありません。故人の大切なものや、写真など捨てにくいものは、とりあえずよけておきましょう。
量が多い場合は「捨てる優先順位」をつけましょう。
たとえば、壊れたものが1位、汚れたものが2位、使えるけれど明らかに不要なものが3位・・・というように。
とはいえ、残す気持ちがなくても、なかなか捨てられないものも中にはあるでしょう。
そんな時は、急いで判断せず、しばらく保管しておきましょう。
時間が経てば、だんだんと落ち着いて考えられるようになるものです。

故人の気持ちになって考えてみる

遺品整理に罪悪感が生まれるのは、遺品を捨てたら故人が悲しむのではないかと考えるからです。
ここで、故人は自分の遺品を残してほしいと思っているかどうかを考えてみましょう。
故人は、生前、断捨離タイプではありませんでしたか? それに気付けば、かなり気持ちが楽になります。
また、『あの人なら捨てるだろうな』と想像できるものから捨てていくのもよいでしょう。

本当に使えるか検討する

もったいなくて捨てられない人は、本当に今後、それを使うかどうか考えましょう。
たとえば、故人の趣味の道具など、まだ使えそうだからと残したくなるかもしれません。
でも、その趣味を自分がしていなければ、使う可能性は低いでしょう。
着物や衣服なども、サイズが合わない、流行遅れなどと感じるなら、着る可能性はありません。
思い切って処分しましょう。

子ども世代に負担をかけない

いま捨てずに取っておけば、将来、自分の子どもや孫が処分しなくてはならなくなります。
大切な遺品と言われても、よほど市場価値のあるものでなければ、思い入れのない子どもや孫には不用品でしかないのです。
将来、子どもや孫の手を煩わせないためにも、ここで思い切って処分してしまいましょう。

罪悪感を感じない遺品整理とは?〜遺品整理業者に依頼する〜

遺品整理のプロ集団

どうしても罪悪感が拭えないとき、遺品整理業者という第三者に依頼することで踏ん切りがつくことがあります。

時間がかからない

遺品が大量にある場合や、故人の自宅が賃貸で早々に明け渡さなくてはならない場合、また、遠方に住んでいて遺品整理の時間が取れない場合は、遺品整理業者に依頼するとよいでしょう。
専門業者は、部屋の広さに見あった人数で遺品整理を行うため、時間が短くて済みます。

荷物を運搬してもらえる

タンスやベッドなどの重いものでも、遺品整理業者なら責任を持って運び出してくれます。
また、運び出したものの処分も行ってくれるので、体力的な負担がかかりません。

相談に応じてもらえる

遺品整理について分からないことは、相談に乗ってもらえます。整理をする際にも、どれが必要なものなのか、経験豊富なプロの目で判断し、アドバイスしてもらえます。
このほか、相続関連やデジタル遺品についても、相談に乗ってくれる業者もあります。
業者は遺品整理のプロです。不安があれば、何でも相談してみましょう。

遺品の買い取りをしてもらえる

まだ使える価値があるものを買い取ってくれる業者もあります。
買い取った金額は遺品整理費用に反映してこらえるため、結果として費用が安く済みます。

遺品の供養をしてもらえる

業者によっては、遺品の供養サービスを行っています。
独自の施設で供養したり、提携の寺院に依頼するなどさまざまです。処分してしまうものでも、供養してもらえれば、かなり気持ちも軽くなるはず。
ぜひ相談してみましょう。

まとめ

遺品整理に罪悪感を感じてしまうのは、それだけ故人を大切に思っているからでしょう。
とはいえ、まだ生きていく自分たちの生活も大切です。いつまでも吹っ切れずに入れば、故人も天国から心配するのではないでしょうか。
自分の気持ちとうまく折り合いをつけて、故人にも納得してもらえるような遺品整理ができたらいいですね。

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