遺品整理業

ウィンタースポーツグッズはどう処分する?ウィンタースポーツグッズの捨て方

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故人の遺品整理で趣味用品が大量に出てくるのは、よくあることです。
その中でも、スポーツ用品の処分に困る人は多いようです。

特に、冬に楽しむスキーやスノーボードなどのウィンタースポーツ用品は、大きかったり重かったりするので、まとめるのも一苦労ですよね。

自分が使えればいいのですが、型が古かったり傷んでいて使えなかったり、またウィンタースポーツをやらない人にとっては、もう処分するしかありません。

そこで、そんなウィンタースポーツに関する用品の処分について見ていきましょう。

自治体のごみ回収に出す

スキー板、スノーボード

長くて重いスキーの板やスノーボード。しかも、ビンディングやエッジの金具部分など、複数の素材から作られています。
多くの自治体では、指定のごみ袋に入らないスキー板は、粗大ごみとして扱うことが多いようです。
粗大ごみとして処分する場合は、居住の自治体に連絡して回収の予約をし、粗大ごみシールを購入するなどの方法で料金を支払い、指定日に回収してもらいます。

お金をかけずに捨てたい場合は、スキー板やスノーボードを大胆にカットしてしまいましょう。
多くの自治体では、一片が30cm以上のものが粗大ごみと定められていますので、30cm以下に切断します。
正確に計る必要はもちろんなく、自治体指定のごみ袋に入る大きさであればOKです。
素材は木ですので、可燃ごみの袋に入れて出します。
ビンディングやエッジなど金具部分は、外して指定の不燃ごみ指定袋に入れて不燃ごみの日に出しましょう。
こうすれば、お金をかけずにスキー板を処分することができます。
ただし、かなり手間がかかります。
まず、ノコギリやグラインダーといった工具がなければ、スキー板やスノーボードを切断できません。
グラインダーなどの電気工具を使うと、火花が飛んで危険な上、ゴーグルと手袋は絶対に必要です。
さらに、作業ができる場所も限られます。
手間や時間をかけられるのであれば、やってみてもよいでしょう。

スキーストック

スキーのストックについては、単独で不燃ごみまたは粗大ごみとして扱う自治体や、スキー板とセットで粗大ごみとして扱う自治体などさまざまです。
ストックだけを処分したい場合は、自治体に問い合わせましょう。

スキーブーツ、スノーボードブーツ

スキー用のブーツは、可燃ごみに分類されたり、不燃ごみに分類されたり、自治体によって扱いが異なります。
また、30cm以上のものは粗大ごみ扱いとなるなど、自治体によって処分方法が異なりますので、事前に居住自治体の窓口かホームページで確認しましょう。

スキーウェア

ウェアは衣類と同じ扱いなので、ほとんどの自治体で可燃ごみに出すことができます。可燃ごみ用の指定袋に入れて出しましょう。
もし、ウェアがまだ使えそうであれば、資源ごみに出せる場合があります。
資源ごみで回収された衣類は、海外などに送られ、衣類を必要としている人たちの役に立つ場合もあります。
資源として出す場合は、穴が開いたものや、古びてもう使えないようなものはNGです。
また、クリーニングが必須となります。
ただし、スキーウェアを資源ごみとして回収しない自治体もありますので、事前に確認が必要です。

グローブ、帽子

グローブは手袋と同じ扱いとなりますので、ほとんどの自治体で可燃ごみに出すことができます。
ただし、革製のグローブは、自治体によって不燃ごみ扱いになるところもありますので、事前に確認しましょう。
帽子も布ですので可燃ごみです。
自治体によっては、古布(資源ごみ)として回収しているところもあります。

ゴーグル

ゴーグルに関しては、自治体によって、可燃ごみ、不燃ごみとさまざまです。
事前に居住自治体に確認しましょう。

ケーブルロック、ワイヤーロック

ケーブルロック、ワイヤーロックは、金属でできているワイヤー部分、プラスチックでできている本体と、複数の素材が使われています。
おおむね、不燃ごみとして扱う自治体が多いようです。
ただし、「小さな金属類」や「金物類」という分け方だったり、「50cm以上のものは粗大ごみ」と定められている地域もあります。
事前に、居住自治体に確認しておきましょう。

ワックス

スキー板やスノーボードのメンテナンスに欠かせないワックスは、スプレー式のものと固形のものがあります。
スプレーの場合は、必ず中身を使いきり、自治体のルールに従って捨てましょう。
缶に穴を開ける自治体、開けない自治体がありますので、確認しておきます。
固形の場合は、中身を出して、新聞紙などに包み、指定袋に入れて可燃ごみに出します。
容器は中を拭き取り、素材に応じて捨てましょう。

防水スプレー

防水スプレー

スプレー缶は、中身を出し切ります。
中身が多い場合は、大きめのレジ袋の中に新聞紙や古布を入れ、そこにスプレーの中身を噴射します。
全部出したら、袋は可燃ごみ、空き缶は自治体のルールに従って出しましょう。
缶に穴を開ける自治体、開けない自治体がありますので、確認しましょう。

専門業者に依頼する

捨ててしまうのはもったいないという人は、専門業者への買い取りを依頼しましょう。
スキー用品で人気のブランドは、SALOMON(サロモン)、BURTON(バートン)、FLUX(フラックス)、ARMADA(アルマダ)、OGASAKA(オガサカ)、BLACK DIAMOND(ブラック ダイアモンド)、ELAN(エラン)など、たくさんあります。
もし、故人の遺したスキー用品が有名ブランドの物であれば、専門店に買い取りを依頼するのがよさそうです。

買い取りなら、リサイクルショップでも良さそうですが、専門店がお勧めなのは、やはり知識量が違うからです。
また、スキーが趣味な人には品物の良さがわかっても、そうでない人にはその価値はなかなかわかりません。
そのため、ウィンタースポーツに関してあまり知識のないリサイクルショップに売ってしまうと、大した価格をつけてもらえなくても気がつかず、非常にもったいないのです。
そのため、買い取ってもらうならウィンタースポーツ専門の業者の査定がお勧めなのです。
近年は、宅配での買い取りを行っているところが多いので、重い物を持っていく手間もかかりません。
持ち込み可の業者もありますので、都合に合わせて選ぶとよいでしょう。
故人が大切にしていたものです。
その価値を理解して買い取ってもらい、大切に使ってくれる人の手に渡れば、故人も喜んでくれるのではないでしょうか。

フリマアプリ、ネットオークションで売る

自分で品物を売りたい場合は、フリマアプリやネットオークションを利用しましょう。
スマホで品物の写真を撮り、そのままサイトにアップするだけです。
フリマアプリは、売れるまでの時間が短いのが特徴です。
希望価格を自分でつけられるので、早めに売りたい人にお勧めです。
ネットオークションは、その商品が貴重なものであれば、価格がどんどん上がり、思わぬ高額で売れることがあります。
ただ、売れるまでに時間がかかる場合もあるので、遺品整理に時間の余裕がある人に向いています。
フリマアプリ、ネットオークションともに、自分で荷造り・発送する手間がかかります。

遺品整理業者に依頼する

遺品整理業者

ウィンタースポーツ用品を処分したい時は、遺品整理業者に依頼する方法もあります。
遺品整理業者に依頼する最も大きなメリットは、他の遺品と一緒に全てを一度で処分できることです。
また、遺品整理業者は、どんなものも全てを遺品として丁寧に扱ってくれるので安心です。

近年、遺品整理業者は急激に増えています。
それだけに、業者間の競争も激しくなり、さまざまな業務を行うようになっています。
不用品の買い取りに関しては以前から行っていましたが、最近では各ジャンルに関して専門的な知識を持ち、市場価値のあるものを適正な価格で買い取ってくれる業者が増えています。
もし、遺品の中に、ブランド物や新品に近いものなど価値の高いものがあれば、結果的に遺品整理費用の節約にもなりますね。

年式が古かったり破損が目立ったりするものは、買い取り業者やフリマなどでは売れません。そういったものは、いったんは出しても売れず、結局、自分で処分することになります。
しかし、遺品整理業者に依頼すれば、品物に価値がなく、買い取りができない場合でも、不用品として回収・処分してもらえます。
自分で運んだりする労力や手間も省けるので、急いでいる人や手間をかけられない人にお勧めです。
買い取ってもらいたいものがあらかじめ分かっている場合は、遺品整理を依頼する際に買い取りが可能かを確認しましょう。

遺品に関して困ったことがあれば、遺品整理業者に相談するとよいでしょう。
自社では行なっていない業務であっても、提携の専門業者を紹介してもらえる場合もあります。
また、供養サービスを行っている業者もあるので、ただ捨ててしまうことに抵抗のある人は、相談してみるとよいでしょう。
少しでも、故人に喜んでもらえる処分ができたらいいですね。

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